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2014年7月26 被災地報告
平成26年7月26日 被災地訪問で感じた事
今回は、2か月ぶりの被災地訪問となりました。
私は土曜日の仕事の後に東京を出発し夜11時くらいに石巻に到着しました。新幹線で行くと本当にあっという間です。車での移動から比べると断然早いです。(その分お金はかかりますが…)
日曜日は、東浜の豊島さんと合流した後、金華山の龍神祭りを見学して、東浜小学校、大川小学校をまわって帰ってきました。ボランティアといってもそれらしいことは何もしていません。
ただ、今回は大学生2人と高校生1人という若い3人と一緒に被災地をまわったことが一番のボランティアだったのではないかと思っています。
若い世代の人達に被災地・被災者の事を考えるきっかけを作ること、そのために僕らと同じかそれ以上の世代がきっかけ作りをサポートすること。これが大切なことなのではないかと若い3人と一緒に行動して、彼らからいい刺激を沢山もらい、改めて感じました。しかし、僕らだけで出来ることは限られています。限られた範囲でも継続していくことで、もっと沢山の人達を巻き込んでいけるのではないかと考えています。
被災地を移動中に豊島さんが、“震災があったから、色々な人たちと出会うことができた。震災で大変なことも悲しいことも沢山あったけど、そういった意味では、震災を100%恨むことはできない。 そして、震災の時に来ていたボランティアさんたちと会うことで、自分のエネルギーが充電される。”とおっしゃっていたのが印象的でした。
ボランティアに行って私にできることがあるかわからない。とか、役に立つスキルを持っていない。ということを気にされている方が多いと思います。でも、人のために何かをする。ということは果たしてそういう事なのでしょうか??
“相手を想い、行動する。”つまるところ、これしかありません。そして、これは形は違えど誰にでも出来ることのはずです。そして、ボランティアに限局した話ではなく、日々の生活にも関連する話であるはずです。普段からそういった気持を持つことの大切さに改めて気付かされました。
北村 良平